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ミュージカル刀剣乱舞~幕末天狼傳

秋に再演が決定しています。きっとできると信じてます。

あらすじ

本丸に新たな指令がくだされた。場所は幕末。選ばれた刀剣男士は蜂須賀虎徹を隊長に、加州清光、大和守安定、長曾祢虎徹、和泉守兼定、堀川国広の6振り。
だが、顕現したばかりの蜂須賀は長曾祢に含むところがあるようで、どことなくぎこちない。
そんな一行が着いたのは幕末の武蔵国。時間遡行軍は新撰組に対して何かをしかけようとしているのだ。かつての主に対して何かしら仕掛けてくるとしり、動揺する5振り。特に大和守は沖田総司の今後の運命を知っているがゆえに、そばにいたいと強く願い、同じく沖田の刀だった加州とも衝突してしまう。
だが、新撰組内部から情報を得ることも得策だと判断し、大和守は新撰組に潜入する。
そして、池田屋事件から近藤勇の捕縛、処刑までの新撰組の興亡に彼らも巻き込まれていき…。

見どころ

刀剣男士の中で、最推しとその次まで出ているので、独断と偏見がすごいかと思いますが、個人的に見どころはこんなところかなあと思います。

新撰組の興亡

小説や舞台・映画などで色々と題材にされているから、ある程度は知れ渡っているかと思いますが、新撰組は元々、幕府が募集した京都警護の人員から選ばれた人々で結成されています。この作品ではそんな彼らのその頃から…、日野の片隅での幼馴染ゆえのたわいもない会話などが描かれています。
本来なら、歴史の表舞台にでてくるような身分ではなく…不安定な世の中故に、歴史の渦に巻き込まれたようなところがあります。
池田屋事件で脚光を浴びるも、時世は幕府の権威は失墜。佐幕から討幕への流れのなか、新撰組の立場もまた危ういものに。
沖田は池田屋事件の頃から肺を患い、結核で隊を離れ。
彼らを作った幕府からも放り出され。敵として追われていくうちに、仲間を逃がす為に近藤は自ら捕縛される…。
その彼らの生きざまが、時間遡行軍の罠に絡まり、話をさらに悲劇的にしています。

すれ違う気持ち

刀剣男士たちも6振りが一つ…というのはなかなかそうはいかず…。
蜂須賀と長曾祢は元々ギクシャクしていますが…。
近藤勇の所有していた長曾祢虎徹は実は虎徹ではなかった…という話は有名な話で。真作虎徹の蜂須賀は、それをわかっていて、なぜ虎徹を名乗るのか、そして、それについてなぜ話さないのか、それにイライラするのです。
また、普段は仲がいい加州と大和守も、ここでギクシャクしています。
池田屋事件では、沖田は加州清光をもって乗り込みます。…なぜ自分ではなかったのか。沖田はこの事件の最中に吐血をします。沖田のそんな大事な時期にそばにいなかったこと。大和守はそれがわだかまりとなっているのです。
結果、この指令を解決する間に、この二組のわだかまりも消えていくのですが…。
そういえば、そんな中で、見守ってアドバイスする立場で安定していた土方組…。まあ、そんな彼らも続編で大変な立場になっていくのですが。

美しい悲劇

この作品の挿入歌のタイトルでもありますが。
新撰組の沖田の、そして近藤の悲劇的な最期が美しく描かれています。美しくもの悲しい。
沖田は結核により離脱したため、新撰組の最期を見ることができない。特に兄と慕う近藤が捉えられ、打ち首にされると聞き、動揺し、そこを時間遡行軍に利用されてしまう。そして…。
以降については、是非、見ていただきたい。そして、号泣してください。

華やかなショー

他の2.5次元ミュージカルはあまり見てないですが…、刀ミュでは30分ほどのショーがついてます。
何かの本で読んだのですが、企画した方がミュージカルは初めてのことで、どうしたらいいか、というので参考にしたのが宝塚だったそうで…。そうか…まあ、ミュージカルとレビューの2本立てが基本ですからねえ…エリザやベルばらのような大作ものでも必ず入るし…。
まあ、あそこまで派手ではないですが、本作の衣装以外にも、イメージしたような衣装で歌ったり、踊ったりします。それはそれは華やかで…。
刀ミュは何作か上演されていますが、それぞれに特徴のあるショーが上演されますので、それも楽しみです。

再演を楽しみに

今年はコロナ騒動で、様々な舞台が休演となっています。刀ミュも最新作が東京公演途中から休演となっています。
だから、秋の再演もまだ不安ではありますが。でも。きっとその頃には笑顔でみられると信じています。
まあ上演が決まっても、チケットがとれなければ…なんですが(笑)。
一番それが難しいんですけどね。

参考記事