中央システム株式会社

ThotH 開発レポート vol.2

TL;DR

システム構成の話だよ!
CentOS騒動に巻き込まれた(?)よ!

前回

ThotHのシステム構成図

だいたいこんな感じです。

AWSなどを使ってみたいところですが
会社にサーバ(ハードウェア)の空きがあったため
オンプレ環境です。

2020年10月頃予定していたThotHのシステム構成

  • Linux OS:CentOS
  • VM:KVM
  • RDB Server:MariaDB
  • Application Server:uWSGI
  • Web Server:NGINX

ところが2020年12月上旬…

ThotHも含め、2021年の新入社員研修は
CentOS 8を使う気バリバリでいたのですが、
こんなニュースが世界を駆け巡りました。

CentOS 8は2021年で開発・サポートが終了

君が何を言っているのかわからないよカヲルくん・・・。

CentOS LinuxはRHEL互換であり、
CentOS Linux自身も商用利用されていたため、
これまでの新入社員研修で使っていた&今後も使う予定でした。

しかし、CentOS StreamはCentOS Linuxの
後継として相応しい、と言い難いようです。

Rocky Linuxプロジェクトが開始したらしいですが、
2020年12月に発表されたばかりで、
商用利用がどうなるかなど、まだ今後が見えません。

今後もCentOSの動向から目が離せない…ですが、
ひとまず、ThotHでCentOSを使うことは取りやめになりました。

最終的なThotHのシステム構成

  • Linux OS:Ubuntu
  • VM:KVM
  • RDB Server:MariaDB
  • Application Server:uWSGI
  • Web Server:NGINX

一番人気のUbuntuを採用することになりました。

(検証も兼ねて、CentOS Stream環境は用意しました…。)

次回につづく

次回のレポートは
開発状況をお知らせする予定です。

皆様、体調には十二分に気を付けて
年末年始をお過ごしくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました!