色々大変な世情ですが、恐ろしい程の確率で取れたので、感染対策に注意を払いつつ足利に行ってまいりました。
足利市政100周年事業
「戦国武将～」は足利市立美術館で開催されている特別展のタイトルです。
足利市の市政100周年記念事業の一環で、戦国時代に足利市周辺を統治していた一族の興亡を美術品で振り返る…みたいなコンセプトなのですが、この鑑賞の目玉はなんといっても「山姥切国広」です。
…まあ、このために美術館鑑賞の抽選が鬼だったのですが。
市立美術館
まずは今回の目的である美術館の展示について。
実は山姥切国広の展示は5年前（？！）の展示の時にも参加していました。
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今回は好評だったことから、再度の展示を事業の一環として展示の運びとなったようです。
山姥切国広は足利学校で、鍛刀された縁もあるので、当時は故郷帰還でも話題になったのですが…。
「刀剣乱舞」でも人気の一振り…ということで、観るのも大変でした。
今回コロナ禍という事で、入場する人数を制限していたので幸か不幸か…ゆっくりとみることができました。
地元のニュースになっていましたね（笑）。
審神者的にはウチの本丸の初期刀さん…。とても美しい刀です。じっくりと堪能させていただきました。
今はミュージカル本丸で活躍してますね…。東京楽しみです。
そして、山姥切国広を囲むように、國廣の名刀が並ばれていました。こちらも見事な刀でした。
刀だけでなく、足利や足利学校、長尾氏に関連する絵画などもとても見ごたえがありました。
…個人的には足利といえば尊氏とか、足利本家などのほうも、ちょこっと…あってほしかったですけどね。今回のコンセプトからはずれますが。
刀剣乱舞無双とのコラボ
刀剣乱舞がコーエーテクモゲームスの無双シリーズとコラボレーションして、新たなゲームを制作しました。諸般の事情で私はまだ買ってませんが（笑）。
コーエーテクモゲームスはもとは足利にあった繊維会社だったのは有名な話です。足利銘仙という名産品もある位、産業ではありましたが、日本の繊維産業が斜陽になっていく中、現社長とそのご主人が新しい事業として始めたゲームでヒットし、今では代表作が多数ある大きな企業となりました。
本社自体は現在横浜のほうに移転されています。
今回その刀剣乱舞無双にも山姥切国広が登場していること、そして、創業地の記念事業ということでコラボレーションし、関連グッズの発売、ゲームの試プレイ、パネルの展示等を実施しています。
足利学校
ちょっと色々ありましたが、足利学校の展示も、それに合わせて関連する刀剣の展示を行っていました。
加州清光や大和守安定など…あれ（笑）？
本来、当時の最高学府的に論語や儒教を学ぶ貴重な施設として由緒正しい学校でしたので、通常の展示もとても学ぶところが多いです。
今回諸般の事情で流れるようにしか見られなかったのが残念…だったので、落ち着いたころじっくりと
観に行きたいですね。
見どころ沢山…？
市全体で行っている事業ですので、街全体が色々と行っています。
織姫神社
駅から1㎞ほど、山の中腹にある縁結びの神社です。
見晴らしも素晴らしい…です。
お食事、そして商店街
旅先の楽しみといえば食事。
今回は一度行ってみたかった蝶やさんというお店でランチをいただきました。
お食事も最高ですが、店内のディスプレイも…素晴らしく。
刀剣乱舞のねんどろいどやもちぬいさんが美しく飾られていました。
そして…最初の展示の時から学習された商店街の皆さんは、どのお店のディスプレイも…凄かったです（笑）。
街じゅう、山姥切さんを中心に、人形ディスプレイが凄かったです（笑）。
町おこしに刀剣乱舞というのはすごいなあ…。町の人も優しい人が多くて、楽しかったです。
鑁阿寺
今回時間の都合で寄れませんでしたが、鑁阿寺というお寺も美術館の近くにあります。歴史のある名刹です。
近辺も趣のあるお店も沢山ありますので、歴史散策でじっくりめぐりたいですね。
そのほかにも、フラワーパークとか、ワイナリーとか、足利は見どころ満載ですので、じっくり行きたい…。
実は何回か行ってるのですが、かの渡良瀬橋も行ってないんですよね（笑）。はい、その世代です。
山姥切の展示は抽選のため、今からどうぞ、とは言えませんが、街はとてもウェルカムな雰囲気でしたので、世情が落ち着いたら是非、とオススメします。楽しかった…。
