中央システム株式会社

第三の車検後に真剣に向き合う2

の続きです。
ホーンが鳴らなくなり、色々やっているうちに電装系が全て沈黙・・・
始動性もさらに悪化。
CDIを社外新品に交換したが解決しない。

以下がその後の試行錯誤の記録です。

その1

電装系絶不調はレギュレーター レクチファイアの断線か本体の寿命(27年前のもの)が原因。
新品純正にして解決した。
しかし始動不良はさらに悪化、気温が下がってきたのが要因と思われる。
気温の低い朝イチは全くかからず、気温の上がった午後だと何とかかかる。
という事はオイルの粘度が原因?エンジンオーバーホール後の固めの高級オイル(15W-50)のままなので、ホンダの10W-30にしてみようかと思う。
数十年前は、ホンダの安いオイルしか入れなかったし。
ひさびさに家の近所で公道復帰したらオーバーフローでガス欠・・・ああ。
キャブクリーナーとパーツクリーナーを滝のように流し込んだ、直ったと思う。
アルミのバリ(燃料コック?)みたいなものが引っかかっていた。

その2

★始動不良
最近は、午前(朝)はなかなかエンジンがかからない。
ところが午後はキック1~2発でかかる。
車検(修理)から戻ってきた5月~夏場は朝でもキック3~4発でかかっていた。
この季節の午前と午後の違いは気温、朝は10度くらいで午後は20度超。
ガソリンの気化に違いがでる温度差では無い気がする。
オイルの粘度が問題? 15W-50という固めの高級オイルを、10W-30(ホンダ製)に交換した。
これで冬も始動性が良くなるといいなと思う、空冷単気筒は冬が楽しいので。
★電装系の問題
ライトオン、ウィンカーオン、ブレーキランプオンの状態だと、やはりホーンの動作が心もとない。
ホーンを純正新品に換えてみた、だいぶマシだがやはり危うい。
ライト、ウィンカー、ブレーキランプをLEDに戻したところ、全てオンでも普通に鳴るようになった。

その3

柔らかめのエンジンオイルにかえた後の経過観察。
気温が低い時の初爆の反応は改善した気がする。
しかし、暖気中のアクセルワークとアイドリング調整を慎重にしないと(回転を高めに保たないと)、エンジンが停止するのは相変わらず。
電装系は問題無し。

その4

今まで適当だった油温管理、大陸製の油温計が安いので購入。
数値で管理してみたい。
始動は本日PM暖かった(20度くらい)ので好調、キック4発。 ・油温50度くらいまではアクセルを開けていないとエンストする。
・アクセルを閉じてもアイドリングするようになったら、徐々に慎重にアイドルスクリューを調整。
・80度くらい~アイドリング安定。 家の近所を20kmくらい試走、信号ゴーストップあり、渋滞無し、走っているうちに約120度で安定した。
120度超でオイルが劣化するらしい(ネット情報)のでギリギリなのか。
オイルタンクの最上部で計っているので、一番熱そうなので目安になるのか。
何はともあれ、夏場は今のオイル(ProHonda PREMIUM SPORTS SL MA 10W-30)ではダメな気がする。
バイク屋さんが、たとえ冬場の始動性を犠牲にしても、固い高級オイル(MOTUL 300V FACTORY LINE OFF-ROAD 15W-60)を入れていた意味を理解した。

その5

寒い時の始動不良対策として、始動前にキャブをヒートガンで温めてみた。
(危険なのでくれぐれも非推奨) 試したのがPMで外気温は15度くらいあったし、キック一発始動という程では無かったので効果は微妙。
一桁気温くらいだと効果があるのかも知れないが、寒くて人間の方が試す気にならない。
油温40~50度くらいで自力アイドリングし始めるのは前回と同じ。
アイドリングのまま長時間放置して油温は100度くらい。
電装系は問題無し。