中央システム株式会社

第二の車検プロジェクト – 完了

XR600R

↓の続き⇒完了です

クレバーハンズ様いつもありがとうございます。
対応していただけなければ、1998年製 6万キロ走行のコイツは、数年前に廃車になっていたでしょう。

始動性問題

まず、車両を受け取ってすぐにエンジンの始動をしましたが、この時はすぐにかかりました。
しかしアイドリング回転が低く、アイドル調整スクリューで上げようとしましたが、既にいっぱいまで絞め込まれており、異常な状態ではありました。
その後、時間を置いての始動ではかかる気配がなくなっていました。
そこで、点火系統の最終部であるスパークのテストをしてみましたが異常はありませんでした。
念の為にオシロスコープで波形を確認しましたが、やはり異常ありませんでした。
また、新品のイグニッションコイルに交換しての比較もしましたが、差異は判別できませんでした。
結果的にスパークプラグを交換したところあっさり直ってしまいました。
その後の始動性はすこぶる良く、アイドリングは安定して、アイドルスクリューの戻しも普通に戻せました。

クレバーハンズ様よりのご連絡

プラグって…そんなことあるのですね。

車検

最近厳しいヘッドライトの光量の問題は、30年前の↓を装着(押入れから発掘)しているので、光軸調整してOKだったようです。

FCRと様々な問題

FCRのセッティングを進めています。
既に何回も走っていますが、走ってみて2点程気になるところがあります。
一つはステアリングヘッドベアリングの引っ掛かりです。
前回は全く問題無かった箇所でスルーしていましたが、2年間で劣化が進んだのか、まだ自分だけが感じるレベルかもですが、すごく微妙ながら動きに引っかかりの違和感を感じます。
これは今後進行してゆくと思うので、交換しようかと思います。
もう一つは、こちらはFCRを取り付けてセッティングを詰めて行く過程でわかったのですが、CDIの点火時期の調整にエラーが出る時があるようです。
アイドリングの回転数が二通りにランダムに変わる時があります。
ハーネスのの点検、アースの点検等進めて行く予定です。
FCRのセッティングは煮詰まってきたので、非常に調子良く走ります。
スロットルの軽さ、レスポンスも良く、高回転の気持ちよく伸びます。

クレバーハンズ様よりのご連絡

確かにステアリングの引っ掛かりは感じていましたが、6万キロだし…ケーブル類がつまっているし、と現実から目をそらしていました。
CDIお前もか…

ステアリング問題

ステアリングステムのベアリングはやはり痛みがでていました。
写真でベアリングレースの内側に見える縦の筋が部分的な凹みです。
走らずに止めておいても出来てしまうものですが、これで当分大丈夫です。

クレバーハンズ様よりのご連絡

CDI問題

CD!を良品と交換してみたところ、アイドリング上下変動の症状が改善したので、原因はCDI本体でした。
現在は純正部品が販売中止なので、社外品の中で信頼性が高いと思われる(XR’s ONLYでも扱われていた)Rick’s社製のCDIに交換しました。
その後のセッティングを兼ねた試乗でも、一定速度の安定感や、発進時の扱いやすさが増したので、進角の誤作動があったと思われます。

クレバーハンズ様よりのご連絡

結果

帰りは、乗って帰りましたが、感動しました、FCRすごいです。
スロットルが軽い、レスポンスがヤバイ。
これならツーリングにも行けそうです、いや行こう。

繰り返しになりますが、

ありがとうございました。