2022年8月から始動した 中央システム株式会社 の施策
「スキルフォローアップ施策」をご紹介します。
当社は、ビジネスモデルの都合上
所属やプロジェクトが異なる社員同士は、情報共有が難しかったです。
しかし、情報共有※は我々エンジニアの生存戦略に欠かせないです。
※プロジェクトの守秘義務遵守前提です
また、社内研修「PicoPetars」は対面前提の設計でした。
Udemy Businessを取り入れたものの、コロナ禍で活動休止が続きました。
経営ビジョン「モノづくりの中心を担う職人となります」を
実現するため、より積極的に歩みを進めたいです。
Spotifyモデルにおけるギルドのような文化を構築し
情報共有文化の内製化・活性化を目指す
ギルド
https://www.atlassian.com/ja/agile/agile-at-scale/spotify
あるトピックに情熱を注ぐチーム メンバーは、本質的に関心を持つ者の集まりであるギルドを
作ることができます。ギルドにはだれでも参加でき、参加は完全に任意です。
興味があるICTトピック単位でグループを作り
情報交換や勉強会を開催し、スキルアップを目指す施策です。
まず、若手層(2022年当時1~5年目)を対象に
Buzzworksが 1 on 1でヒアリングをしました。

業務で利用している技術、興味がある技術
などをヒアリングしました。

2022年8月時点で対象者が19名だったので
ヒアリング完了まで1ヶ月くらいでした。
1 on 1のヒアリング結果を基に、以下トピックのギルドを作りました。
- AWS(Amazon Web Service)
- コーディング(バックエンド寄り)
- コーディング(フロントエンド寄り)
- Java
1つのギルドあたり4~5名です。※2023年8月現在4~6名
各ギルドで、毎月1回1時間、
営業時間中にお時間をいただき、オンライン勉強会をしています。
最初の1~2回は、改めて自己紹介をしたり、
LT会をしたり、アイスブレイクからスタートしました。

LTテーマは「私のNo.1ホラー体験」
2023年8月現在では、以下方針でスキルアップに取り組んでいます。
- AWS:AWS資格を取得する
- コーディング(バックエンド寄り):任意の言語でAPIを作成する
- コーディング(フロントエンド寄り):問い合わせフォームを作成する
- Java:オブジェクト指向パラダイムの理解を深める
以下は各ギルドの勉強会資料のほんの一部です。

ぜんぶ私の資料なのですが雑で申し訳ない…
もうちょっと見た目にこだわります…
2023年8月現在はBuzzworks主催&若手中心です。
目的の達成に向けて試行錯誤しています。
また、1人1ギルド所属で始めましたが
ギルド変更や掛け持ちも無理ない範囲で促していきたいです。
AIの台頭が著しい昨今ですが
会社として、エンジニアとして、大切なことは変わらないと考えています。
この施策をとおして、スキルの底上げや
更なるコミュニケーション活性化を目指していきます。
ちゅうしょこで様子をご紹介する予定です。
楽しみにしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。