中央システム株式会社

下天の華~五年の宴

発売から五年…もうそうなるんだ、が実感。皆さん相変わらずの楽しい宴でした。

下天の華とは

コーエーテクモゲームスの代表作「信長の野望」の35周年だったかな?の記念で、社内の作品で信長とコラボさせようや、というとんでもない企画…さすがコーエーテクモゲームスしか出来ない(笑)企画に、女性向けコンテンツであるRubyPartyが製作したゲームです。
主人公は、伊賀のくノ一。色々な姿に変化する力を持つ彼女に、安土から依頼が来る。依頼主は明智光秀。依頼内容は主である織田信長の生命を守る事。実は最近忍びと思われるものから命を狙われているらしい。同じ伊賀ものに対して命を守れるのか、そして命を狙う犯人とは…。
時代考証したら、まずありえないのが、信長がまだ若いのです。本能寺の変がクライマックスにくるのですが、歴史的には49なはず…がまだアラサーだし。だから家康や秀吉も若い。さらに安土城まで築城されているし、弟の信行も生きている。…という、え?ちょっと…なのですが。そこはさすがコーエーテクモゲームス。信長といえば、というエッセンスを上手く取り出し、家臣達も、うん、彼らはこうだね、といったツボは踏まえ、ドラマ的にもゲーム的にもきちんと構成されているのです。
たとえば、光秀といえば、「時はいま~」の句と「敵は本能寺にあり」ですが、これも取りえていますが、が、敵は信長ではなかったり。秀吉や家康の有名な行動も、あ、こうなるんだ、みたいな感じで…。乙女ゲーですが、男性にもオススメです。

五年の宴

28日、その下天の華オンリーイベントがかつしかシンフォニーヒルズで開催されました。しかし、最近こういう…どこ?という所で開催されますな。
ただ、家から1時間…意外と近いのがありがたく。
しれっとチケットをとったら…二列目で…近い、ステージめっちゃ近いカタカタฅ:(´◦ω◦`ฅ):。
友だちに、生きて~と無責任な応援をいただきながら…イベントへ。
開催の挨拶からドラマパート前半へ。
内容は、主人公に内緒で皆が何かを計画…するのですが、信行さん、蘭丸に拉致(笑)され、信長の部屋に強制連行(笑)とか、コメディ…。
そして。光秀が信長に内緒話をするのを聞こうとするのですが、聞こえない…から、変身して聞こうと。「ここで運命の選択じゃ!」…え?
三つのうち、一番拍手の多いルートで話が進行するというもの。「よいか、心して選べよ?」といわれ、出された三択が「地蔵、小鳥、かえる」…場内は爆笑。そして、鍛えられている安土の民は「地蔵」を選び…。
どーん、という音と共に地蔵の着ぐるみ登場!「…君には失望したよ、伊賀におかえり」というお言葉で強制終了(笑)。そして再度選択し、かえるに。「地蔵を選択してよいぞ?何度でもやるぞ」といわれましても、ねぇ(笑)。ただ…かえる…蘭丸が気絶寸前(蘭丸はかえるか苦手という設定) 。
そして二手に分かれる後半で、湖か山かの選択で、湖に決まって、前半終了。

次回イベントのコマーシャルのあとはバラエティコーナー。観客参加で、お題に正解した10名程を、織田家家臣任命書をプレゼントする、というもの。
クナイにみたてたダーツで風船を割って、なかにあるクイズを当てるもの。なかなか当たらない兄様とか、ツッコミしまくる師匠とか。…コーナー始まった時から、かなりフリーダムでしたけどね、皆様…映像化しないからって、固有名詞バンバンだすし(笑)。
で、クイズですが…すいません、カルト過ぎて分かりません( ºωº )チーン…。
最初の蛍見の宴の開催日とか忘れてましたよ…。
周りに何名か任命書を頂いてました。うらやま…。
メッセージコーナーは朝~日中、夕方~夜をイメージしたメッセージ。信長様も兄様も…ネオロマこーどぶっちぎってましたけど…いいのか(笑)。いや、大人~なメッセージは嫌いではなく、むしろ大好きだし、だからこの二人好きなんだけど…いや、うん色っぽくて好きです、はい。それで充分(笑)。
ドラマ後編は、前半最後の選択で湖に決定したので…魚釣りに出かける織田兄弟と兄様と師匠…。なんでこのメンツ…(笑)。やはり微妙な空気が流れるなか、大切な人をもてなそうと魚を釣る四人。信行の竿に大物が食いつき、逃さないためには主人すら湖に突き落とす兄様は流石です(笑)。
そして、無事に魚をゲットし、何故かヘロヘロになっている、山に行ったメンバーと合流し、城に戻ってエンド。
…山に行ってたらどうだったんだろう…。
キャラソンは佐吉と信行と蘭丸のソロと織田兄弟のデュエット。
最後のご挨拶からアンコールの挨拶と続き…。笑顔…というか爆笑の挨拶でした。
エンディングはテーマソングの合唱。光射す未来へ。歌えます…が、振り付けを忘れてました、すいません。

公演の後に

とにかく楽しい宴でした。ステージと客席が近いから、二列目でもアワアワする位で。
そして、皆さんおそろいね羽織姿で。下天の華を、キャストもファンも好きなんだなぁと思う位の一体感…。蘭丸役の島崎信長さんが終始ニコニコしていたのが印象的でした。
五周年なんですよ…イベントもCDも良いですが、他に動きがあっても…良いと思うのですが、いかがでしょうか、コーエーテクモゲームスさん(笑)。