中央システム株式会社

加州清光単騎出陣Asiatour

ミュージカル刀剣乱舞でも人気の高い、加州清光の単騎出陣アジアツアーの日本凱旋公演…なんというか、物凄い強運で、参加することができました。

ミュージカル刀剣乱舞と加州清光

ミュージカル刀剣乱舞、略して刀ミュ。人気ゲーム、刀剣乱舞ONLINEの世界観をミュージカル化した、いわは2.5次元ミュージカルというものです。最近色々な作品がミュージカル化してますが、その中でも、最も盛り上がっているコンテンツの1つです。それは国内だけでなく、海外にまで及び、昨年はパリでも上演。紅白歌合戦にまで参戦するなど、最近は活躍の幅を広げています。ちなみに、今年一月に話題になった映画は、舞台刀剣乱舞…略して刀ステで、ミュージカルとはまた別のコンテンツになりますのて注意(笑)。
そんな刀ミュの中でも、人気を誇る加州清光。沖田総司が佩刀した刀で、あの池田屋で使用された、とか。ただ、その激戦でボロボロになってしまったようで、修理には出されたようですが、それ以降行方不明に。加州清光というねは、刀鍛冶の名前なので、彼の打った刀は残されているものもあり、時々あちこちで展示されてますから、そこから面影が忍ばれるかも、です。
ゲーム内の加州清光は、「扱いづらいけどいい刀」で、主に可愛がってもらうのを好む、猫のような刀です(笑)。いわゆる『初期刀』というやつで、ゲームを始める時に、ユーザーが最初に選択対象とする五振りの中の1つなのです。…私の愛でかたが愛で方なので間違われますが、私の初期刀は山姥切国広です。迷って迷って、迷った記憶はあります。
ミュージカルでは、最近いろんな分野で活躍している佐藤流司くんが演じてます。2.5なので、似ていて当たり前なんですが、彼はなりきり抜群ですね。口調とか、よく似せています。更に可愛い…。そりゃ人気でますわ(笑)。

単騎出陣アジアツアー

加州清光単騎出陣。舞台などに出るのを出陣と刀剣乱舞ファンは言いますが、基本は複数です。アニメや刀ステは数がその時どきで変わりますが、刀ミュはゲームシステムを引き継いで、基本六振り。…なのですが、たった一振で出陣してしまおうという、ちょっと驚きの舞台。今まで二回開催され、いずれも人気…ただいまBluRayでも発売されてますし、某動画配信アプリからも見ることが出来た…はず、なので、是非に。
そんな人気の単騎出陣を、今度はアジアで、となり、上海、バンコク、マカオで上演し、五月七日、日本に凱旋してきました。
パンフレットでも本人が話してましたか、単騎出陣の集大成…ですね。
今まで日本では、あまり大きくはないけど、日程を一週間位でやれる場所…だったのが、いきなり幕張メッセ。広い…ひたすら広い…。
会場の中に入って、まあ広いですね、しかなくて。
だけど、そんな不安、始まった瞬間から問題なし。…とにかくすごかった…。
光と音の洪水。とにかく美しい加州清光。ベネチアンマスクは2017からの定番。ダンスアンサンブルも美しく。基本は赤と黒かテーマカラーなので、服装もこの二色が中心。『美しい悲劇』のソロとか…ちょっと、うきゃー(/ω\)…な演出もあり、主達を釘付け。
MCでは、コールアンドレスポンスも慣れたもの…と見ていたら。「喉乾いた~。水は?」と言い出し。
キョロキョロしていると、右の方にダンサーさんが「こっちこっち」と手を振ってます。加州くん走って行くと、手渡されたのはタオル。「いや、暑いけど、水は?」…と汗を拭きながら、またキョロキョロ。と、まっすぐ先にまたダンススタッフが手招き。またまた走って行くと、今度こそ水。「凄い、赤一色だ」と、水を飲みながら客席を確認。そして、立っていたのが移動式ステージだった!ので、そのまま横に移動。後ろの席でも間近で見られる計らい。まさに審神者に囲まれ、パフォーマンスにもちからが。
そんなパフォーマンスのなか、舞台では次のパフォーマンスの準備。刀ミュといえば、和太鼓。
「あー、今から戻るよ」と、加州くん、移動式ステージから降りると、真ん中の通路を後ろに突っ走り、審神者達を廻るように客席に。再度言いますが、無駄に広い幕張メッセですからね、ここ。
なので、舞台に戻ると、その場でばったりと。「つーかーれーたー」な様子に、客席から「頑張って!」の声。「…もうちょっと大きく」とか、「もう一回言って」 とか、うん…加州くんらしいオネダリに、審神者も笑顔で声掛け。
「よぉし、頑張るよ」の声から太鼓パフォーマンス…。ひたすらかっこいい。
そして、その流れからの『獣』…はずるい(笑)。普段は複数で歌いあげるこの歌は刀ミュといえば…の定番ソング。ソロですごーく、かっこよかった…。太鼓もだけど、加州くんさほど筋肉!って感じがしなくて、むしろ女性的な柔らかささえ感じる位な腕とかなのに、なぜそこまで力強いのか。…と感心しつつ、舞台は終盤へ。単騎『出陣』…時間遡行軍との戦い。「こんなにボロボロになっちゃったら、愛されない…かなぁ…」という位、厳しい戦い…。でも、終わったかにみえた遡行軍が再び現れると、「これが新撰組の戦いかただ!」 と、再び殺陣に。…刀振り回しながら歌うとか、ホントにすごい。
そして、なんとか勝利をもぎとり、舞台から去ると、モニターには、今までの舞台のあれこれシーンが。BGMが、「ユメヒトツ」…て、審神者を殺しにきた…。脳内幕末天狼伝←。沖田総司の刀だという主張のようで、目から汗が…←。
そして、アンコール。何曲か歌いあげたあとに、最後のメッセージ。「俺、これからも頑張るからさ、愛してくれよね?」 …NOなんていえません。
公演ラスト曲は「解けない魔法」…デスヨネー。
観客皆に魔法を掛けた、宇宙一可愛い刀の公演は、最初から最後まで、とにかくすごかった…です。

出陣後雑感

佐藤流司くんのパフォーマンスが凄くて、単騎出陣はそれはそれは良かった…んです。
でも、終わりにユメヒトツか流れた時、昨年の刀剣乱舞祭か何かで、新撰組刀ずの誰かが、「今度は五振り全員でやりたい」と。加州くんが不在だったのでそんなコメントをしていたのを思い出しました。
昨年、加州くんとしては、パリの『阿津賀志山異聞』には出演しましたが、新撰組刀がメインだった『結びの響き 始まりの音』には出てなかったし…。いや、むすはじは最愛の和泉守兼定が大活躍で、それはそれで最高オブ最高だったのですが、やっぱり五振りわちゃわちゃみたい、審神者のわがまま(笑)。
そして、「今後も頑張るよ」と言うから大丈夫…とは思いつつ、次回もちゃんと佐藤流司くんで加州清光かなぁ…みたいな。ミュージカルは、堀川国広と大倶利伽羅が、諸事情でキャスト変更してますからね…今後のスケジュール次第で…と不安も。
刀剣乱舞の舞台はミュージカルとステージと二つあり、顔とも言える三日月宗近はそれぞれ別の人が演じてます。結構初期にどちらにも出ている刀だったり、公演ごとにキャストが違うと、キャラクターと俳優はリンクしないのですが、刀ミュの加州清光と刀ステの山姥切国広は、イメージ強すぎて、もし、刀ミュに山姥切国広が出るなら荒牧慶彦くんじゃないと違和感だろうし、刀ステに加州清光が出るなら、佐藤流司くんじゃないと、違和感…でしょうねぇ…まあ、今年はなさげですが、でも、初期刀かつ人気の二振りがどちらかしか出てない、のもおかしいから、今後…どうなるのでしょう。

おまけ

可愛いが生きがいの加州清光ですから、物販で販売されるグッズも可愛い。…のです。
今回のシュシュとか、売り切れるほどの人気…前日物販に行ってくれた友人に感謝…。
うん、感謝なんだけど、頼んでたもの以外にも投げつけられたものが…あるぇ?
いや、全部むちゃくちゃ可愛かったです。…さて、どう愛でようか。