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真剣乱舞祭2022 に行ってきました

1週間以上経過してしまいましたが…、ようやくリポートをまとめました。
今回も最高に最強なお祭り騒ぎでした。

真剣乱舞祭

こちらを読んでいる方はご存知かもしれませんが、一応真剣乱舞祭とは?について。
”ミュージカル刀剣乱舞”の1年に1回、顕現されている刀剣男士たちが一堂に集結し、テーマに沿った内容でお披露目されている、お祭りです。
2018年に開催されて以降、久々の祭りです。19年(~20年新年)と21年新春は別のテーマで集合したイベントは実施されていましたが。その時のレポートはこちら。

懐かしいですねえ…。2017年、ゲリラ的に武道館に拉致(笑)されてから、必ず参加してきました。
さて、今年は5月~6月にかけて全国で開催されました。
福井から始まり東京まで。会場ごとに参加する刀剣男士や、前半のみ、後半のみ参加の刀剣男士もいたりして、そこからどうなるのかなあ…と思いながら、開幕を待っていました。
私は千葉1公演と東京2公演を生で、福井・宮城・広島を配信で観劇しました。

さて、どんな内容だったかというと…

カオスの塊だった前説

舞台が始まる前に、登場人物が楽しむための決まり事のような事を話すのですが…。会場限定の刀剣男士と、プラスアルファ…作品だったり刀派だったりと、つながりのあるメンバーでやってくれました。ううん、やってくれるのは良かったのですが…カオスでした。
千葉公演は巴形薙刀が会場限定だったのですが、まあ、巴です(笑)。で、サポートする刀剣男士は蜂須賀虎徹と長曾祢虎徹でした。やたらと近い巴に蜂須賀が引き気味だったり、微妙な空気を一掃したり…大活躍でした。
その他の会場も、ほんわかしたり、クスクス笑えたりするような感じでした。そう、ここから「全公演違うよ~」宣言されていたのです。

心覚の延長のような

基本の流れは全体的に一緒でした。
夢にたゆたう水心子を目覚めさせる鶴丸が祭の時間だと誘う。儀式のような流れのなか、荒魂のような平将門が現われる。その荒ぶる魂をなだめるように祭を行う事にする。と、鶴丸は「どんな祭がいい?」と水心子に尋ねる。すると、「楽しいほうがいい」と答えると、日本各地の祭りが流れるように行われる。祇園祭やねぶた、阿波踊りなどなど。
だが、そんな中でも水心子はまだ何かに誘われそうになる。が、清麿に「まだ終わっていないよ?」と引き止められる。
そしてすべての祭が終わり。水心子は将門と会話する。将門は、自らの問いかけに対する水心子の答えに満足し、消えていくのだった。

こんなことがありました

生でみた3公演を中心に、印象に残ったことですが…。今回の公演、セットリストが2会場・6公演、そして5月と6月でがらりと変わりまくり、同じものがほぼないという、ファンにはうれしい…というか、軽くパニックになるようなものでした(笑)。

途中で変わるソロ・デュエット

この公演では、ソロ曲とデュエット曲が2曲ずつありました。ところが、2会場・6公演ずつでくるくると変わっていくのです。さらに、持ち歌だけでなく、別の誰かの持ち歌をアレンジしたりして、本当に何がでるかわかりません。
しかも東京は、私たちが参加した24日夜公演から変えてきたので…。あれ?千葉と違うと頭がパニックでした(笑)。
いや、だって…まさかの鶴丸&堀川の歌うまコンビで源氏兄弟の歌が始まるんですよ…。目を丸くしてしまいますよ…。さらに続けての長曾祢&和泉守のデュエット…。いや、久々に生で聞けてよかったです…でも、生で観る時に推しが当番とか、心臓に悪いです(笑)。

会場ごとの曲

会場ごとに変わった刀剣男士は、1曲持ち歌を歌います。宮城配信では加州清光だったのですが、…久々のソロ曲に、一瞬単騎出陣でした。いや、その時の衣装着てくるとか思わなかったですけどね…。
千葉は和泉守&巴のデュエット。…まあもしかしたら、って思ってチケットを頑張ったんですけど。このためだけに、衣装と鬘を変えてくれる推しに感動してました。うん、その衣装にはそのヘアアクセですよね、かねさん。
そして東京…。篭手切江だったので、明石との曲だなあと行ったら。はい、ここも曲変更があったんですね。しかもチーム江。しかも新曲とかいう…。声を出せない分、心の中で叫んでいました(笑)。

カオスなMC

色んな作品でチームを組み、想いで話などに花を咲かせたり…お話したりのコーナーが所々にありました。でも、そこはエンターテイナーな刀剣男士。笑わせることも忘れません。ご当地ネタだったり、得意芸で驚かせたり…。全員がボケで、収拾がつかなくなったり?!心覚チームは東京会場が代々木体育館だったこともあり、いろんなスポーツネタを見せていました…。ドッジボールしていたら、ボールが体育館の天井にはさまってしまうというあるあるネタとか…。天狼組+蜻蛉切さんは、歌合にあった金平糖ネタに、蜂須賀が甘いものや”こん”で始まるものネタでボケをかますという複数技をみせていました。蜂須賀さん、黙ってたっていたら恐れ多い程の美しさなんですけどねえ…しゃべると時々中の人があらわれるというか、なんというか(笑)。
そして、今回歴史上人物枠で参戦された榎本武揚さんは、今剣と小狐丸を困惑させるくらいのマシンガンでした。

ブロックステージ

ブロックステージが会場の大きさによるのですが、最大4つ設置されていました。ご時世柄、曲席に降りれない代わりに、上に上がるステップのようなブロックステージで、2階席の人も間近に見られるようにという配慮だったのでしょう。千葉では2階席だったのですが、近い近い(笑)。とてもファンサが素晴らしい刀剣男士に、私たちはどきどきでした、はい。しかし…高所恐怖症な中の人もいたでしょうねえ…結構高かったので大変だったでしょうね(笑)。

祭は祀り

さて、日本の祭りは仏事・神事に関係することが多いのですが。カーニバルのようなお祭りも最近は多いですが、お寺や神社が主催で、神さまや仏さま、ご先祖様を奉るのを趣旨としてるものも多々あります。
そして、そこで奉納される歌や踊り…。ミュージカル刀剣乱舞はイメージとしてそんなイメージがあります。
今回は特に、日本史上最大級の怨霊・平将門の存在もあり、テーマ的にもそう感じました。
そして、それは今の世情…件のウィルスなどで落ち着かない世の中を楽しく華やかに鎮め、落ち着かせて良き方向へと願うもの、と思いました。
そうした世界になりますようにと…。

おまけ

さて、東京2回目参加時に、私はこんなものを持参しました。

…一緒にいた友人に、物理攻撃と言われましたが、うん、まあ満足です(笑)。