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夏目友人帳展に行ってきました

銀座松屋で開催されている(東京は2019.4.9まで)夏目友人帳展に行ってきました。なかなか楽しかったですよ。

夏目友人帳

かなり有名なお話なので、ご存知の方もいるかと思いますが、一応どんなお話か、を。
主人公の夏目貴志は、高校生。両親を亡くし、親戚を転々としとしていたが、優しい夫婦に引き取られ生活をしている。彼は幼いころから、あやかしが見れるという、特殊な力があり、それがもとでクラスメイトから浮いた生徒だった。あやかしが見えるのは血筋のせいなのか、彼の祖母、レイコもまた、あやかしが見えていた。それどころか、あやかしと勝負し、勝つとその名前を貰い、「友人帳」と呼ばれる帳面に書いていた。名前を奪われたあやかしは、彼女の言うことに従うしかない。レイコの死去後、それはいつしか孫の貴志が持つようになる。あやかしね名前という、もっとも強い呪を持つようになった貴志は、その名前を返して欲しいモノ、友人帳を奪おうとするモノ、力も様様なあやかしに狙われるようになる。そんなある日、ひょんなことから招き猫に封印された斑と呼ばれる大妖と出会う。そいつはあやかしに狙われる貴志に、用心棒をする代わりに、貴志になにかあったら、友人帳をもらう、という約束をさせる。普段は招き猫…な大妖をニャンコ先生と呼び、頼りになるような、ならないような用心棒と共に、あやかしの事件に巻こまれつつ、周りの人々と交流を深めていくのだった。

夏目友人帳の魅力

あらすじ読むと、ゴーストハンター的なアクションコミックなイメージですが、貴志のバックボーンが重いだけで、基本的にハートフルな話であったりします。まあ、妖怪が起こす事件に巻きこまれたり、そのあやかしを捕まえたり、退治したりするのを家業とする人たちから、その力を利用されそうになったり…なので、のほほん、という訳にはいきませんが、貴志を引き取った夫婦や、高校の友人など、貴志の能力を知らない人々との交流、知っていても普通に接してくれる人日とのやり取りは癒されます。
そして、日本の原風景のような舞台もまた、ノスタルジックさを醸していたりするのが魅力だったりします。
そして、なんと言っても、ニャンコ先生の存在。ぶさかわいい猫?の姿はキュート。…飲んだくれで甘いものとエビフライが好き。時々ボディーガードの約束を忘れてたり、かなりドジだったり…でも、斑はやはり大妖らしい迫力。一家に1匹欲しい?かも。

劇場版 夏目友人帳~うつせみに結ぶ~

今回の夏目友人帳展は、アニメ全体ですが、メインは昨年公開された劇場版。
貴志がレイコを知る女性とその息子と知り合い、昔の話を聞いたりする。その頃、その女性の近くであやかしがざわつき、また、貴志も幼いころの友人と再会。動揺をかくせないなか、食い意地のはったニャンコ先生が怪しい木の実を食べたことで3匹に分裂したり、友人の多紀か行方不明になるなどの事件が起きて…。ラストは美しくも物悲しく、だけどじんわりと暖かくなるような、そんなお話しでした。
その映画のDVDが5月に発売が決定していますので、是非。

夏目友人帳展

原作者の緑川ゆき先生の原画や、アニメスタッフの原画のほか、資料や画像の展示のほかに、劇場版のキーとなる切り絵の作品もあったり。あと、巨大な斑と写真が撮れたり、貴志がやる、友人帳からあやかしに名前を返すシーンを体験できたり…します。体験はちょっとてれくさくてやりませんでした。1人で行っても、スタッフさんが写真を撮ってくれますので、どうぞ(笑)。
そして、貴志の部屋と等身大ニャンコ先生のフィギュアฅ( ̳• ·̫ • ̳ฅ)♡。猫ころし(酒)を飲んで、まったりしていたり、和菓子屋さんの袋が置いてあったり… 再現度高い(笑)。
パネルとかは、一部を除き撮影可能ですから、遠慮なく、だけど周りに迷惑をかけずに沢山撮りましょう。

そして…お土産にチビニャンコ先生3匹お迎え…ウチ…ニャンコ先生が沢山いすぎて、旦那様がニャンコ先生のゲシュタルト崩壊状態(笑)。可愛いは正義なので仕方ないです。

東京のほかに、大坂なども回るので、是非。

ニャンコ先生といえば。

声優は井上和彦さん。今でもわたしの中の声優ランキングで不動の一番です( ー`дー´)キリッ。
本来、大人の魅力というか色気の似合うキャラが多く…あの低いけど柔らかいバリトンボイスが…素敵です。ご本人もお素敵ダンディな方。
だから、ニャンコ先生や、斑もちょっと珍しい役ですが。
最近井上和彦さんのキャラで何が好きか、のアンケートは圧倒的にニャンコ先生でした。…デスヨネー。
以降ははたけカカシと島村ジョー…。分かります。四位に橘友雅が入っているのは納得。
…が、そういえばアンソニーは入っていなかったなぁ、キャンディキャンディの。…仕方ないのか、それを知ってる世代なんだと突っ込まれてしまうのか…。