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アンティーク着物万華鏡

先日、弥生美術館で開催されている「アンティーク着物万華鏡」展をみてきました。着物…自分では着られないけれど、見るのは大好きな私にとっては、大満足でした。

アンティーク着物万華鏡

明治時代~昭和初期位のアンティーク着物、髪飾りなどの小物などの展示がメインなのですが、単なる展示ではありません。当時の挿絵などの女性が着ていた着物をそのまま再現するのです。さすが弥生美術館らしい企画です。
弥生美術館は、ちょっと面白い企画で展示をされるのですが、美術館を有名人にしているのは、高畠華宵と隣接する竹久夢二の資料の保管です。おふたりともこの時代の少女、女性の挿絵などをたくさん描いておられます。夢二といえば…ですよね。
なので、今回は竹久夢二美術館も含め、全体でこの企画を盛り上げていらっしゃいます。
しかし…よくあつめたなあ…がまずありました。イラストにより近い着物、帯、帯締めなど、よくまあ…と。
そして更にアレンジを加えたような着物まで…見ているだけてワクワクします。
2階には、実際の着物を触ってみよう、みたいなコーナーもあり。聞いた事あるけど触った事ないような布の感触…見るだけでない価値がそこにありました。
そして、2階には、高畠華宵の屏風が。複製ですが、美人さんがたくさん…。ほうっとため息つきますよ。


おっけーだったので、ここぞとばかりに(笑)。
三階は長襦袢のコーナー。普段は高畠華宵の作品のみの展示なんで、ちょっと珍しい。
長襦袢…いわゆる下着なんですか、こういう見えない所もオシャレというか…下着…いや、ルームウェアみたいに着ていたんでしょうか。ちょっとワクワクします。

こちらでも、許可されてましたので、写真をバチバチと(笑)。

竹久夢二美術館

2階の通路を渡って、夢二の美術館へ。弥生美術館さんは何度か来てますが、その度に内容が変わっているし、新しい展示の発見があり楽しいです。1階は蓄音機風のプレイヤーから、夢二に関する曲のBGMが流れていて、本当にうっとりします。
ちょうど私が見ていた時は「宵待草」が流ていました。もの悲しいメロディと、寂しい歌詞ですが、何となく好きなんで、ちょっと嬉しかった~。

お土産

行った時、やたらと蒸し暑いというのと、企画展らしいデザインだったので、扇子を購入。


後日、母に可愛いでしょ?と見せたら「夢二ね」と。買った場所言わなかったのに…さすが…。まあ、この椿デザインはがっつり夢二ですね(笑)

港やさん

弥生美術館のお隣にはモダンなカフェが。港やさん。行くと必ず寄らせてもらいます。ちょうどお客様がきれていた時間だったので、2階を占有(笑)。

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港やさん2階にて( * ॑꒳ ॑* )。 #港や

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ちょうど弥生美術館入り口上の銅像がよく見える位置。
…某俳優さんが雑誌の企画でカレーを食べていて、見る度に、港やさんの野菜カレーが食べたくなりまして(笑)。
そして企画展に合わせた限定ドリンク、薔薇の露をいだきました。

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薔薇の露。 詳しくはあとでー。 #港や

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見た目も可愛らしいですが、甘さと酸味が絶妙で、美味しい。薔薇の蕾が浮かんでいるのもオサレ…。

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本物の薔薇の蕾( ⓛ ω ⓛ *)。

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後で知ったのですが、この蕾は食べられるのだそうです。
一人でいったので、残念ながらもう1品あった限定ドリンクがあったのですが、飲めなかった…。
それがこちら。

着物警察とかいうけれど

最近変に着崩して着物を着ると「そういうのはいかがなものか」と言ってくる、いわゆる「着物警察」なる人々がいます。まあ、気持ちは分からないでもないです。でも、洋服とおなじように、もっと自由であってもいいかなぁと思いますね。着るものなんて、個性のかたまりですからね。ただ、やっぱり基本を分かっていて着崩すのと、適当に着るのは違うので、基本は抑えなきゃ、ですが。私も勉強したいんですよね…着付け。