XR600R、「年齢的に、あと何年バイクに乗れるだろう」ですし、自分の足回りにも不具合を抱えているので、下記の問題を改善して不安無く乗り回したいと思っています。
- 電装の不調
灯火類を複数作動させるとホーンが鳴らない、灯火類も心もとない。 - エンジン始動不良
膝に故障を抱えているので鬼キックは辛い、特に冬はなかなか始動してくれない、始動してもアイドリングが安定しない。
先代、先々代の同車種はこういう問題は無かったし、8万キロ過走行だった現行も、当初(2015年頃)、少なくとも始動性は良かったので、ハーネス類の劣化が原因と思われます。
- 電装の不調
おそらくジェネレーター(ステーターコイル)のハーネスの劣化による通電不良。 - エンジン始動不良
おそらくメインハーネスの劣化による通電不良 ⇒ 純正未使用品に変更しても改善しなかった(今は夏、冬場が怖い)。
XRの場合、空冷で熱的に厳しいところをハーネスが通っているので、よりハーネスの寿命が短くなると思います。
設計した人も、レーサーだし、こんなに長く乗ることを想定していなかったのでしょう。
今回純正未使用品に代えたので、遮熱はしておきます。
以下が試行錯誤の記録です。
その1
- メインハーネス:ウィンカーのハーネスをフロントから引き直したり等の加工多数、ゴチャゴチャ、前から気になっていた。
以前のオーナーが電装の不調を解決しようとして色々やったと思われる。 - ステーターコイル:市販の強化品、USA仕様。
これは自分がバイク屋さんに依頼してつけてもらった。
灯火類をLED化することでホーンの問題は一応解決しました。
その2
- メインハーネスを中古純正無加工品に交換。
- ステーターコイルを中古純正品(元々ついていたもの)に交換。
電装も動作は取敢えずOKになりましたが何だか不安定です、エンジン始動不良は改善しませんでした。
その3
- ステーターコイルを中古純正品のコイル巻き直し・強化品に交換。
ただしハーネスは元々ついていたもののまま。
電装の動作は取敢えずOKになりましたが何だか不安定です、エンジン始動不良は改善しませんでした。
その4
- ステーターコイルを純正未使用品に交換。
電装の動作は安定しました、エンジン始動不良は改善しませんでした。
ここで気が付いたしくじり
ウィンカーリレーの極性が逆だったから点滅しませんでした・・・
- キタコLEDウインカー対応フラッシャーリレー + デイトナ(Daytona) バイク用 ウインカーリレー 110型変換ハーネス 70853は極性が逆。
- NTB FR12-2H + デイトナ(Daytona) バイク用 ウインカーリレー 110型変換ハーネス 70853は極性がOK。
その5
- メインハーネスを純正未使用品に交換。
エンジン始動不良は改善しませんでした・・・う~ん。