中央システム株式会社

仮面ライダーオーズが10周年ですって

9月5日、YouTubeがお祭り騒ぎ…Twitterでもトレンド入りに色々入っていて、相変わらず愛されているなあと思いました。
いや、私も好きです。内容だけなら一番好きかも。デザインは…ウィザードが一番好きだったりしますが。

あらすじ

鴻上ファウンデーション所有の美術館から、太古の怪物(グリード)の力を封印したコアメダルと呼ばれるものが盗まれた。封印された力を開放し、現れる怪物。警備員をしていた主人公・火野映司は、その事件にまきこまれてしまう。その時、グリードの事件を追っていた泉信吾という刑事と知り合うが、信吾はグリードに襲われ、瀕死の重傷を負ってしまった。その時鳥型グリードのアンクが現われ、信吾を助ける代わりに、信吾の体にとりつく事を提案してくる。アンクは自身の体がなく、右腕だけの存在だったのだ。そして、アンクからオーズの力をさずかり、映司は仮面ライダーオーズとして、グリードとの戦いに立ち向かっていくのだった。

欲望がテーマ

コンセプトは欲望。人が生まれ、生きるためには欲望が必要。鴻上会長のその言葉につきるのですが。
何が欲しいなどはもちろんの事、生きたいと思うことも欲望。
それが正しい事に使われれば、発展にむずびつくけれど、悪に結び付けば悲惨なことに。
さらに過ぎるほどの欲は滅びを導く…ラスボスとなったDr.マキはその悲しいバックボーンから、世界を無にするという欲望に動きます。
その正反対にいるのが、「明日のパンツさえあればいい」という映司。恐竜系コアメダルに取りつかれたとき、会長から欲をもっと出せ、と言われても、食に対する欲も服などを買う欲も、自分に対する欲が全くない。ただ、欲を受け入れる器だけが大きい。あるとすれば「目の前にいる人を助けたい」ということ。
自分からは手をさしのべるけれど、自分に向けられる腕はみていない…。
最後の最後に、伊達からのそんな指摘に気づけてよかった。
…でもそんな話、子供は理解できたのかな(笑)??

小林靖子さん脚本

戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズはメイン脚本家が通年で脚本を手掛けます。そのメイン脚本家、最近は女性が手掛けることもあり、今の戦隊シリーズのキラメイジャーもメインの荒川さんの他にサブで女性がはいっていたりします。メインにももちろんいて、ルパパトの香村純子さんと小林靖子さんがいらっしゃいます。
小林靖子さんと言えば、今でも人気の高い作品が多く、ファンも多いですね。仮面ライダー電王とか、侍戦隊シンケンジャーとか…。

追いつめられる主要キャラ

電王もラストにえええ( ゚Д゚)!な展開ですが、オーズはちょっと、え??なくらい追いつめていきますよね。
バースの伊達さんは頭に銃弾が…で、途中退場。まあラストには戻ってきますが。
主役の映司は元々政治家一族出身のおぼっちゃまなのに、戦場で女の子一人助けられないとか、敵に捕らえられたとかっていうハードな上に、家の力で助けられて、美談にされて、とかトラウマもいいところなバックボーンがあったり、その器ゆえにとんでもない化け物のようなコアメダルに取りつかれて…と…容赦ない描写が描かれていますね。

人気があっても結末は変えない

オーズの人気の一つに、映司とアンクのバディ感というのがあると思います。
今でも人気なのが、本来は敵のはずが、利害が一致したから。と映司の手助けをするアンク。いや、私も好きですけど。
特撮でもアニメでも、人気キャラってなかなか死なせない…というか、延命すらあるんですが。ジオウのウォズはそれで延命したとか…。
だから、きっとアンクもグリードだけど…と思っていましたが、うん、結末は変えるか、と言わんばかりに最後は見事に…でした。
まあ、延命してしまっては、魔物が残るし…ですからね…。
…あ、滅亡迅雷…←。

おまけ

靖子にゃんといえば、映画刀剣乱舞~継承の脚本も手掛けています。こっちはマイルドだから大丈夫…なので、どんな作品を?と思った方はぜひに。

10周年なにかがあるのか

YouTubeで一挙放送しましたし、いろんなグッズも販売が決定していますが。
映像的に何かないかなあ…と期待したい…。
まあ某映画にちょろっと出てくれたりしてましたが、オーズとしてなにかないかなあと…。個人的に思ったりします。
映司たちもだけど、伊達さんや後藤ちゃんはどうなった、とか、クスクシエはどうなってる??とかでもいいです…。

おまけ

YouTubeが始まるとき、主演三人の粋なツイートに涙しました。

タトバコンボ( ゚Д゚)!
オーズの基本フォームのタトバコンボ!
…キャストのオーズ愛がたまりませんでした。